PLルールブック

プレイの目的、プレイヤー

ゲームとしての目的は敷地内に潜むゴーストという超常的存在を調査し、生還することである。このゲームはゴーストを倒す、祓うことは目的ではない。あくまで調査である。
TRPGの基本的なルールの「自分勝手な行動をしない」、「キーパーの指示に従うこと」といったことを守るべきだ。
ターン制で順番に動き、技能やアイテムを用いて調査する。指定回数行動を宣言し、行動を全てのプレイヤーが終えると、キーパーがゴーストを行動させる。

キャラ作成、ステータス

プレイヤーの分身となるキャラクターは2種類の能力値と6種類の技能値で構成される。素早さ、正気度と隠れる、目星、分析、聞き耳、胆力、潜伏だ。

素早さ

6面サイコロ1個で決定する。キャラの足の速さである。だからといって、低いからゴーストから逃げられない、行動回数が減るといったマイナス要素はない。ただのプレイヤーの動く順番を決めるだけである。被った場合は上手くキーパー裁量で決めてほしい。

正気度

初期値100固定であり、セッション開始の度に100に回復する。ゴーストからの狙われやすさである。低いほどハントが起きやすい。暗い場所で行動すると−15、薄い場所で行動すると−5、明るい場所で行動すると−1減少する。扉などを介した移動では減少しない。また、照明やブレーカーのオンオフ等は−1固定である。他にもゴーストに驚かされると「正気度チェック」というものを行う場合がある。キーパーに決められた、正気度に応じた成功値でダイスロールを行い、失敗するとより大きな正気度低下を受けてしまう。

技能値振り分けポイント

素早さを決めたら、技能値に振り分けられる総合の値を6面サイコロで決定する。計算式は1d6×10+120である。例として1d6が4の場合、4×10=40、40+120=160で、160となる。初期値にプラスして振り分ける。

隠れる

初期値は25である。ハント中のゴーストから逃げるためにクローゼットの中や机の下など、物陰に隠れる際に使用する。ファンブルでなければキーパーの裁量で心許ないが隠れることも可能にしてもよい。失敗時、追加でターンを消費することでリベンジ可能である。

目星

初期値は25である。部屋や棚、机などに何か物はないか探し出す技能である。アイテムや異変を見つけられるかもしれない。失敗時、追加でターンを消費することでリベンジ可能である。

分析

初期値は25である。見つけたアイテムやオブジェクトなどがどんな物なのかを調べる技能である。呪いのアイテムを判別するのにも使える。失敗時、追加でターンを消費することでリベンジ可能である。

聞き耳

初期値は25である。隣の部屋や周囲の音を注意して聞く技能である。音で情報を得られ、安全確認や足音の確認に使える。他にも音に関する機器を使う能力でもある。失敗時、追加でターンを消費することでリベンジ可能である。

胆力

初期値は20である。正気度チェックを行う際、軽い驚かし程度であれば、胆力でダイスロールに成功すると、正気度チェックによる正気度低下を0にできる。キーパーに指定されたタイミングでのみ振ることができ、リベンジ不可である。
更に、70以上技能値がある場合、暗い部屋の正気度減少15を受けず、正気度減少は薄暗い部屋の5にまで抑えられる。

潜伏

初期値は20である。隠れている際、ゴーストのターンに発見されないように使う。失敗すると見つかってしまう可能性がある。キーパーに指定されたタイミングでのみ振ることができ、リベンジ不可である。

必須アイテム

これらのアイテムはメンバーのうち誰かが1つは持っていなければ証拠を掴めず特定ができないアイテムである。基本的なルールでは1つ目は無料、2つ目以降1つにつに1500通貨必要となる。

ビデオカメラ

本来は映像を撮るための道具。ここでは心霊現象を観測する道具になる。一部のゴーストは白い小さな球体がふわっとカメラに映ることがある。この現象を「ゴーストオーブ」という。これは証拠になる。

uvライト

部屋の家具やドアノブに使うことができ、指紋や足跡を浮かび上がらせる。ゴーストが接触したであろう場所に使用しよう。あった場合証拠になる。

スピリットボックス

同じ部屋にいるゴーストに電話をかけることができる。キーパーの裁量で自由に質問をしても構わない。比較的確実なのは「どこにいますか?」、「アピールしてください」などである。返信があったら証拠になる。

本とペン

部屋に設置し、しばらく置いておくとゴーストか何か書き記すことがある。この現象をゴーストライティングという。暗い部屋で部屋の人数がすくないほど起きやすい傾向がある。観測した場所証拠になる。

EMFリーダー

ゴーストの放つ電磁波をキャッチし、5段階で表示する。基本的にレベル1〜4で高いほど近くにいるまたはいたということとなる。レベル5は一部の幽霊に急接近した際にのみ表示し、証拠になる。

温度計

部屋の温度を測定する。基本的にゴーストのいる部屋は温度計が5度に近づいていくが、一部のゴーストは氷点下に下がることがある。これは証拠になる。
セッションごとに平均気温が決まっている。
平均気温は特定の発見アイテムで変化するかもしれない…。

DOTSプロジェクター

マス目状に緑のレーザー光線を照射し、少しの間、ゴーストのシルエットを浮かび上がらせる。これは証拠になる。

購入アイテム

報酬金を使い、購入することでより安全に確実に調査を行える。

懐中電灯

暗い部屋を照らすことができ、薄暗くすることができる。通常、真っ暗で何も分からない状況でも何かしらを見つけることができる。特に照明のスイッチを容易に見つけられることも多く、素早さの高い人ほど有効かもしれない。基本ルールでは2本まで無料で、それ以降は1本につき1000通貨必要。

盛り塩

持つことでゴーストから狙われにくくなったり、置くことでゴーストか嫌がったり、踏みつけたりする。購入費は1000通貨。

スマッジスティック(線香)

一部の香草や天然由来成分はゴーストを弱体化させたり、忌避させたりする効果がある。焚くことで、しばらく無力化させる煙を部屋に撒くことができる。購入費は1500通貨。

精神安定剤

飲むことで正気度を50回復する薬剤。購入費は1000通貨。

十字架

ゴーストのいる部屋に置いておくと、ハントを1回防いでくれる。どうやらこの形自体に特殊な効果があるようだ。購入費は3000通貨。

モーションセンサー

本来は野生動物に使う道具で、設置した場所に幽霊が通ると、音が鳴る。購入費は2000。

アイパッド

カメラの映像を今居る場所から見ることができる。
購入費2000。死亡まで所持。

フォトカメラ

ゴーストの干渉や姿、指紋などを写真に収めることで、追加報酬を得られる。購入費は1000通貨。死亡まで所持。

サウンドレコーダー

今居る部屋で怪奇音やゴーストの活動する音が鳴っていた場合、聞き耳ロールに成功することでその音を録音できる。追加報酬を入手できる。購入費は1000通貨。死亡まで所持。

エコロケーションマイク

聞き耳で周囲の音を検知し、発音場所をモニターに示してくれる機器。購入は2000通貨。死亡まで所持。

復習マニュアル

慣れてきたころ、初心に帰るのも大事であろう。自身のステータスを作り直す。購入費は5000通貨。

ゴーストの種類

ゴースト表

ゴースト名特徴、証拠
スピリット最も発見例の多いゴースト。脅威的だが比較的攻撃性、活動性が穏やかという。執拗な追跡はしてきにくい。
弱点:スマッジスティックに弱く、無力化時間が長い
証拠:リーダー高反応、スピリットボックス、ゴーストライティング
レイス非常に危険性が高いゴースト。実体がなく、浮遊やワープ、壁抜けの能力を持つ。
弱点:塩を極端に嫌い、近づかない。
証拠:リーダー高反応、電話、DOTSプロジェクター
ファントム生き物に憑依することができ、介すことでウィジャ盤などの交信から召喚されることがある。直視すると正気度が急速に低下する。
弱点:写真を撮られると一時的に無力化できる。
証拠:スピリットボックス、指紋、DOTSプロジェクター
ポルターガイスト物体に干渉する能力を持ち、異変を起こしやすい比較的有名なゴースト。
弱点:物が無い部屋ではほぼ無力化される。
証拠:電話、指紋、ゴーストライティング
バンシー悲しげな歌声で獲物を誘い込むと噂されるゴースト。一人を執拗に襲ってくる。
弱点:狙われている人以外は比較的自由に行動できる。
証拠:指紋、ゴーストオーブ、DOTSプロジェクター
ジン電気に干渉できるゴースト。外敵を察知すると速度が上がる。
弱点:ブレーカーを切られると移動速度が下がってしまう。
証拠:リーダー高反応、指紋、氷点下
メアー悪夢の根源とされ、暗闇で活発化する。
弱点:明るい部屋では攻撃性が低下する。
証拠:スピリットボックス、ゴーストライティング、ゴーストオーブ
レヴナント無差別に襲いかかる凶暴なゴースト。一見動きが遅いがハントの際、急激に加速する。
弱点:隠れている人を探す能力は低い。
証拠:ゴーストライティング、ゴーストオーブ、氷点下
シェード非常に内気なゴースト。複数人でいると攻撃はおろか、超常現象をしなくなることもある。
弱点:複数人でいると攻撃してきにくい。
証拠:ゴーストライティング、リーダー高反応、氷点下
デーモン確認されているゴーストでトップクラスの攻撃性を持つゴースト。前触れなく襲いかかる事例が多数報告されている。
弱点:十字架がより効果的。
証拠:指紋、ゴーストライティング、氷点下
幽霊未練を残し、現世をさまようゴースト。イタズラなどで正気度が低下しやすい。
弱点:線香の煙で現場に閉じ込めることかできる。
証拠:ゴーストオーブ、氷点下、DOTSプロジェクタ
襲いかかる前に対象をもて遊ぶことを好むゴースト。人に近づくと活発化、イタズラを仕掛けやすい。
弱点:殺意を立てたときは特に姿を発見しやすい。
証拠:リーダー高反応、氷点下、DOTSプロジェクター
妖怪人の声に反応するゴースト。近くで会話や意志疎通を取ろうとすると凶暴化する。
弱点:殺意を立てたときは音を聞く能力が低くなる。
証拠:スピリットボックス、ゴーストオーブ、DOTSプロジェクター
ハントゥ低温を好むという珍しいゴースト。寒い部屋では活発化する。
弱点:暖かい部屋では弱体化する。
証拠:指紋、ゴーストオーブ、氷点下
御霊肉眼では目視できず、姿はビデオカメラ等を介してでないと視認できない発見の難しいゴースト。
弱点:生前死んだ場所から離れようとしない習性がある。
証拠:リーダー高反応、指紋、DOTSプロジェクター
マイリング騒がしいゴーストだが、殺意を立てるとハント中は足音が聞こえないほど静かになる。
弱点:怪奇音をよく立て、確認しやすい。
証拠:リーダー高反応、指紋、ゴーストライティング
怨霊怨みが非常に強い凶悪なゴースト。火を忌み嫌うとされるが火が消えた瞬間が活性化するため、スマッジスティックは逆効果といえる。
弱点:蝋燭のような物があれば火をつけ続けることで活動を抑制できる。
証拠:スピリットボックス、ゴーストオーブ、氷点下
ツインズ二体の対のゴーストで、交互に活動、襲いかかることで混乱させようとしてくる。徘徊するゴーストと現場に留まるゴーストが対となる。
弱点:二体のゴーストは同時に超常現象を起こしやすい。
証拠:リーダー高反応、スピリットボックス、氷点下
雷獣雷の化身と言い伝わるゴースト。照明や電子機器から電力を吸い取り、自身を強化する。 
弱点:電子機器の誤作動を誘発されるため、攻撃時の探知が容易。
証拠:リーダー高反応、ゴーストオーブ、DOTSプロジェクター
化け狐姿を変える能力を持つ妖怪の一種。ほとんど証拠や痕跡を残さない。
弱点:残った指紋の指の数が6本になるという特有の証拠を出す場合がまれにある。
証拠:リーダー高反応、指紋、ゴーストオーブ
モーロイ接触した獲物に呪いをかける能力を持つ。呪いは正気度減少、潜伏成功率低下、ハント成功率上昇の効果がある。
弱点:呪いには精神安定剤や線香が有効で、これらがより効果的に作用する。
証拠:スピリットボックス、ゴーストライティング、氷点下
デオヘン獲物を執拗に追いかけ回し、弱らせて仕留める。生命反応を探知する能力を持つため、隠れる効果が無い。
弱点:ハントには力を大幅に消耗するため、移動速度が非常に遅い。
証拠:スピリットボックス、ゴーストライティング、DOTSプロジェクター
セーイ死後もなお、老化し続けるゴースト。移動速度や攻撃性が比較的高い。
弱点:時間経過で老化し、弱体化する。
証拠:ゴーストオーブ、ゴーストライティング、DOTSプロジェクター
ダヤン残酷な最期を迎えた女性のゴースト。近くで踊る人がいると力を得るとされる。彼女の近くで大きく動き回るのは悪手だ。
弱点:部屋の中で大人しくしていると途端に力を失う
証拠:リーダー高反応、ゴーストオーブ、スピリットボックス
ガルル悪魔の1種で怒りやすく、怒りは塩や十字架、浄化香を弱体化させ攻撃的になる。
弱点:激昂したガルルはハントで疲弊し、弱体化する。
証拠:リーダー高反応、指紋、スピリットボックス
オバンボ正しく弔われることのなかったゴーストで、気まぐれな性質を持つ。攻撃的な状態は突然襲ってくるので危険。
弱点:穏やかな状態では騒がしくも襲って来にくいため、追跡しやすい。
証拠:ゴーストライティング、指紋、プロジェクター
ミミック独自の特徴はなく、別の幽霊を真似している。また、ゴーストオーブに似たものが撮れる。
証拠:電話、指紋、氷点下

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